経済動向 このページは株式会社東京商工リサーチ様のご協力の下、中国地区の経済動向を掲載していきます。
平成20年7月 岡山県内企業倒産整理 〜株式会社東京商工リサーチ 岡山支店 調べ〜件数 | 17件 | | 前年同月比 前月比 | 22.7%減少 41.7%増加 | (平成19年7月 22件) (平成20年6月 12件) | 負債総額 | 8,276百万円 | | 前年同月比 前月比 | 3.2%増加 313.3%増加 | (平成19年7月 8,019百万円) (平成20年6月 1,867百万円) |
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特徴 1.件数は前年同月比5件減少、前月比5件増加。 2.負債総額は前年同月比2億57百万円、前月比64億9百万円の共に増加。 3.業種別は建設5件、卸売業、サービス業・他各4件、製造業3件、小売業1件。 4.原因別は販売不振10件、既往のシワ寄せ(赤字累積)3件、放漫経営2件等。 5.従業員被害者数は195人。 6.地区別では岡山市7件、倉敷市6件、都窪郡2件、津山市、井原市各1件。 ≪概 況≫ 平成20年7月の岡山県企業倒産状況(負債総額1,000万円以上、内整理を含む)は17件の発生で、負債総額は82億76百万円。件数は前年同月比5件の減少、前月比5件の増加で、負債額は前年同月比2億57百万円、前月比64億9百万円の共に増加であった。業種別では建設業が5件でトップ、次いで卸売業とサービス業・他が各4件で並び、この他は製造業3件と小売業1件。原因別では販売不振が10件で、既往のシワ寄せ(赤字累積)3件と合わせ不況型が全体の76%余りを占め、この他、放漫経営2件等。倒産形態では破産申立が9件で、銀行取引停止処分が5件、残る3件は民事再生で、単月で民事再生が3件あったのは、平成12年4月の法施行以来、平成14年10月、平成16年2月に次いで3回目のこと。地域別では岡山市が7件でトップ、倉敷市が6件で続き、平成16年4月以来、4年3か月振りに発生した都窪郡が2件、残りは津山市と井原市が各1件。負債10億円以上の大型倒産は、倉敷ターミナルホテル(株)と(株)井原エンタープライズの2件で、共に民事再生手続によるもの。7月単月で見ると、集計を取り始めた昭和40年以降で件数は15番目ながら、負債総額は平成11年の375億30百万円、18年の254億47百万円に次ぐ3番目の多さ、今年に入ってからは最高となった。 ≪岡山県≫
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