TOP > 広報誌 > ティータイム(2008.10)

バックナンバーはこちら
|1|23

経済動向
このページは株式会社東京商工リサーチ様のご協力の下、中国地区の経済動向等を掲載していきます。

平成20年9月 岡山県内企業倒産整理  〜株式会社東京商工リサーチ 岡山支店 調べ〜
件数22件
 前年同月比
 前月比
83.3% 増加
5.9% 増加
(平成19年9月 12件)
(平成20年8月 18件)
負債総額3,006百万円
 前年同月比
 前月比
93.0% 減少
17.7% 増加
(平成19年9月 42,792百万円)
(平成20年8月  2,555百万円)

特徴
1.件数は前年同月比10件、前月比4件の共に増加。
2.負債総額は前年同月比397億86百万円の減少、前月比4億51百万円の増加。
3.業種別は建設10件、小売業4件、卸売業3件、製造業、運輸業各2件、サービス業・他1件
4.原因別は販売不振10件、既往のシワ寄せ(赤字累積)7件等。
5.従業員被害者数は156人。
6.地区別では岡山市9件、倉敷市4件、津山市、、浅口市、和気郡各2件等。

≪概 況≫
 平成20年9月の岡山県企業倒産状況(負債総額1,000万円以上、内整理を含む)は、22件の発生で負債総額は30億6百万円。件数は前年同月比10件、前月比4件の共に増加で、負債額は前年同月比397億86百万円の減少、前月比4億51百万円の増加であった。業種別では建設業が10件でトップ、次いで小売業が4件、続いてが卸売業3件で、この他、製造業と運輸業が各2件等。原因別では販売不振が10件で、既往のシワ寄せ(赤字累積)7件、売掛金回収難1件と合わせ、不況型が全体の約82%を占め、この他は運転資金の欠乏と他社倒産の余波が各2件。倒産形態では破産申立が18件、銀行取引停止処分が4件。地域別では岡山市が9件でトップ、次いで倉敷市の4件、津山市、浅口市、和気郡が各2件で、真庭市、赤磐市、苫田郡が各1件。負債額10億円以上の大型倒産はなかった。負債380億円の伊豫商事(株)があった前年同月比では負債額は大幅に減少、今年でも5番目の金額に止まったが、件数は3月の23件に次いで2番目、平成に入ってからの20年間では、9月単月としては平成12年、平成13年と並んで最多となり、件数が3か月連続で増加したのは昨年11月以来のことである。

≪岡山県≫

NEXT→ |1|23

▲このページのTOPへ

 
 
 
お役立ちSA