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「長距離ドライブでは疲労対策をしっかりと行おう」
（『セイフティ　エクスプレス』平成20年5月号より　※(財)全日本交通安全協会発行 (株)企業開発センター製作）

今年も早いもので、もう３分の１が過ぎました。まもなく、大型連休に入ります。GWには、車で長距離ドライブに出かける人も多いかと思います。大型連休になれば、増えるのが長距離ドライブです。

この長距離ドライブで気をつけなければならないのことの一つが、疲労の問題です。運転中とくに注意しなければならないのが、精神疲労です。

精神疲労は、長時間の運転によって、脳や神経系も疲れ、これらの疲れが重なることで、イライラしたり注意力が散漫になったり、頭がボーっとした状態になることです。しかし、精神疲労はちょっとしたことで、軽減することが可能です。

例えば、車を一旦停めて景色を見たり、窓を開け車内の空気を入替えたり、運転の妨げにならない程度に同乗者と会話をしたり、少々アップテンポの音楽を聴いたりと、多種多様な方法がありますが、要するに、気分を転換させることが精神疲労には効果的なのです。普段から自分が快適だと感じる気分転換の方法をみつけておくとよいでしょう。

また、最近では、サービスエリアや道の駅などで、温泉やマッサージなど、疲労回復やリラックスできるスポットができてきました。こうした疲労回復ポイントを積極的に利用しながら、GWの長距離ドライブを楽しんでください。
最後に、もし運転中眠気がおそってきたら、気分転換でごまかそうとせず、しっかり休憩を取るようにしましょう。

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