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「ブリーディングC.B.U.の予防法」
(『セイフティ エクスプレス』平成20年4月号より ※(財)全日本交通安全協会発行 (株)企業開発センター製作)

昨年1年間の高速道路での車両故障の第1位はタイヤ・ホイールの故障です。(平成18年NEXCO調べ)。また、日本自動車タイヤ協会が昨年7月に高速道路で行った調査では、タイヤの整備不良の第1位が空気圧不足でした。
空気圧が低下したタイヤで走行すると、ハンドルが取られ重たくなったり、尻振りや異常音、振動など、挙動の変化が発生します。
こんなタイヤでそのまま走行していると「ブリーディングC.B.U.」という危険な現象が起こります。これは、空気が徐々に漏れたタイヤで、極端な低空気圧のまま走行を続けることで、タイヤのサイド部分のカーカスコードが周状に切断される損傷です。
このブリーディングC.B.U.を予防するには、次のポイントにしたがって、運行前に必ずタイヤのチェックを行ってください。

(1)タイヤの外観の確認・・・タイヤの外観に釘踏みや外傷がないか確認。
(2)適正空気圧の確認・・・適正空気圧は説明書やドア付近に表示されているので確認してください。
(3)空気圧の点検・・・空気圧は自然に低下するので、1月に1回は点検を行ってください。
(4)タイヤバルブの点検・・・空気圧点検時には、バルブ口またはバルブ付根付近から空気漏れがないか確認してください。

春もいよいよ本番です。身だしなみ同様、車の足回りもしっかり整えて出かけましょう。

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