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 「冬場のカゼ予防」(『セイフティ エクスプレス』平成20年2月号より ※(財)全日本交通安全協会発行 (株)企業開発センター製作)
 寒さもピークに達した感のある今日この頃ですが、このような時期に気をつけたいのがカゼです。カゼの症状には、くしゃみ、鼻水・鼻づまり、のどの痛み、咳、発熱などがありますが、これらは主にウイルスに感染して起こります。そこで、カゼをひかない、もしひいても軽くすむ対策を紹介します。今まで聞いたことのある項目ばかりだと思いますので、ぜひ実行して冬を乗り切りましょう。
 
 (1)手洗いをする
 空気中のウイルスは手や顔、衣類等に付着するほか、机や電車のつり革など物に触った手を介して口、鼻、眼の粘膜から体内に入ります。外から戻ったら、石けんでしっかり洗い流しましょう。
 (2)うがいをする
 ウイルスは、気道の粘膜につくと約20分で体内に入りますが、うがいをすることで、のどに付着したウイルスを排出できます。また、マスクをしてのどの湿度を保つことで、体内への侵入を防ぐことができます。
 
  (3)適温・湿度を保つ ウイルスは、低温で乾燥した場所を好みます。室温は20度前後、湿度は50〜60%以上に保つよう、加湿器を使ったり、濡らしたタオル等を干すなどの工夫をしましょう。
 (4)食事で免疫力をつける
 季節の野菜・果物、良質なタンパク質(豆腐、肉、魚、乳製品、卵)をバランスよくまんべんなくとり、免疫力(ウイルスを体内に侵入させない、排除する)をつけましょう。
 
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