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☆建設業が8件でトップ、続いて製造業、サービス業・他が各2件。
 業種別では18か月連続発生の建設業が8件でトップ。今年では3月の9件に次ぐ多さで、前年同月比でも3件増加。内訳は土木が4件で半数を占め、続いて建築が2件、舗装、内装が各1件。公共事業削減や材料高騰の影響を一因とするケースが目立ち、6か月連続で5件以上発生している。次いで21か月連続発生の製造業の4件で、食品、自転車、一般機械、繊維と製造品目は異なるが、いずれも販売不振や既往のシワ寄せ(赤字累積)の不況型。サービス業・他も飲食店と旅行業で扱い品目は違うものの、2件共に不況型。この他、卸売業は10か月連続、小売業は4か月連続、運輸業は2か月ぶりの発生となった。前年同月に比べ小売は同数、建設業、製造業、卸売業、運輸業、サービス業・他はいずれも増加した。



☆販売不振が10件でトップ、この他は既往のシワ寄せ(赤字累積)5件、他社倒産の余波2件等。
 原因別では販売不振が10件でトップで、既往のシワ寄せ(赤字累積)5件と合わせ不況型が83%余りを占め、件数、比率共に前年同月を大きく上回った。次いで他社倒産の余波が2件。放漫経営1件は、設立からわずか1年余りで倒産に至ったもの。引き続き販売不振による売上不足や原材料の高騰から収益が圧迫され、資金繰りが悪化、事業継続が困難となるケースが業種を問わず目立つ。

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