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経済動向
このページは株式会社東京商工リサーチ様のご協力の下、中国地区の経済動向等を掲載していきます。

平成20年8月 岡山県内企業倒産整理  〜株式会社東京商工リサーチ 岡山支店 調べ〜
件数18件
 前年同月比
 前月比
80.0%増加
5.9%増加
(平成19年8月 10件)
(平成20年7月 17件)
負債総額2,555百万円
 前年同月比
 前月比
43.1%増加
69.1%減少
(平成19年8月 1,785百万円)
(平成20年7月 8,276百万円)

特徴
1.件数は前年同月比8件、前月比1件の共に増加。
2.負債総額は前年同月比7億70百万円増加、前月比57億21百万円減少。
3.業種別は建設8件、製造業4件、卸売業、サービス業・他各2件、小売業、運輸業各1件。
4.原因別は販売不振10件、既往のシワ寄せ(赤字累積)5件、他社倒産の余波2件等。
5.従業員被害者数は122人。
6.地区別では岡山市8件、倉敷市、美作市、加賀郡各2件、井原市、総社市、真庭市、勝田郡各1件。

≪概 況≫
 平成20年8月の岡山県企業倒産状況(負債総額1,000万円以上、内整理を含む)は、18件の発生で負債総額は25億55百万円。件数は前年同月比8件、前月比1件の共に増加で、負債額は前年同月比7億70百万円の増加、前月比57億21百万円の減少であった。業種別では建設業が8件でトップ、次いで製造業が4件で、卸売業とサービス業・他が各2件、小売業、運輸業が各1件。原因別では販売不振が10件で、既往のシワ寄せ(赤字累積)5件と合わせ不況型が全体の83%余りを占め、この他、他社倒産の余波2件、放漫経営1件。倒産形態では破産申立が10件で、銀行取引停止処分が7件、内整理が1件。地域別では岡山市が8件でトップ、続いて倉敷市、美作市、加賀郡の各2件で、井原市、総社市、真庭市、勝田郡が各1件。負債額の最高は(株)島村商会の8億92百万円で、10億円以上の大型倒産はなかった。平成に入ってからの20年間では、8月単月としては負債総額は10番目ながら、件数は11年の22件、13年、18年の21件、12年の20件に次いで5番目の多さ。2か月連続で件数増となったのは、昨年11月以来のこと。

≪岡山県≫

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